概要
obnizのBLEを利用したセンシングIoT開発を始めるためのキットです。
公式ストアより購入いただけます。
以下のような用途に利用します。
- obnizのBLEビーコン検出能力を確認したい
- BLEセンサーの評価を行いたい
- 遠隔で温度やドアセンサーを閲覧するPoC開発に利用したい
- obnizを利用してIoTサービスを開発するために一式そろえたい
キットには以下が含まれます。
- obniz BLE/Wi-Fi Gateway 1個
- iBS01T(温湿度) 1個
- iBS02PIR2(人感) 1個
- iBS01H(ドアセンサー) 1個
- iBS02IR2(遮断検知センサー) 1個
- スタートガイド
このキットのために用意されたアプリを利用することでプログラムすることなくすぐに体験できます。
また、アプリのプログラムは公開されていますので、それを元に開発を始めることができます。
はじめる
まずは用意されたアプリを利用してセンサーからの値を確認してみましょう。
構成は以下のようになります。
可視化ソフトがobnizCloud経由でobniz BLE/Wi-Fi Gatewayを操作し、BLEのスキャンを行います。
結果、ビーコンタグの発する信号を拾い、可視化ソフトがそれをブラウザ上に表示させます。
セットアップする
以下の手順で行なえます。
- obniz BLE/Wi-Fi Gateway をWi-Fiに接続する
- obnizCloudにアカウントを作り、アカウントに紐付ける
- アプリにobnizIDを入れて実行
1. obniz BLE/Wi-Fi Gateway を3台ともにWi-Fiに接続する
まずは起動し、Wi-Fiにつなげます。
起動とWi-Fi設定
をご覧ください。
2. obnizCloudにアカウントを作り、アカウントに紐付ける
obniz Cloudのアカウントを持っていなければサインアップより登録いただけます。
デバイスをアカウントに登録することでオンライン状態を確認したり、入っているOSのバージョンアップができたり、アプリのインストールを行えるようになります。
obniz BLE/Wi-Fi Gatewayの場合、本体横のQRを読み取るだけでアカウントに登録できます(1度のみ行なえます)
ブラウザでobnizCloudにログインした状態で行います。PCにQRコード読み取り機能があればPCでも行なえます。
スマートフォンの場合は、スマートフォンのブラウザでログインした状態で、QRコードを読み取ることで1台ずつアカウントに登録可能です。
詳しくは
QRコードで認証する
をご覧ください。
3. アプリにobnizIDを入れて実行
このキットのために用意されたブラウザアプリがあり以下から開けます。
ブラウザアプリはあらかめ用意されたHTMLのプログラムです。
実際の利用と使い方は以下を参照ください。
ソフト開発
アプリのプログラムは公開されています。「コードを見る」から閲覧・コピー可能なのでこれを元に開発することができます。
また、obnizを利用したBLE開発はドキュメントのBLEをご覧ください。